1. 取付方法
直付けタイプ | フレームタイプ | 突出タイプ | ブラケットタイプ | |
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木 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
コンクリート ・ 石材 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ALC | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
プラスターボード | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
スチールパネル | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
脚付き(長) | 脚付き(短) | 直付け | |
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コンクリート | ![]() | ![]() | ![]() |
天井材 | ![]() | ![]() | ![]() |
天井材・ランナー式 | ![]() | ![]() | ![]() |
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三角形は 倒れにくい 変型しにくい | 斜材を使い 三角構成にする | 外側につける | X型にして 逆方向にも強くする |
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上半分だけ力を受ける | 逆方向からの力で抜けないように 地中に「かんざし」を入れる |
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部材断面を大きくすると 変型しにくくなる | 部材が細いと 変型しやすい | 壁からの場合も 同じ |
斜材を使う三角構造には右図のようなものがあります。これにより強風や地震などに対して強くなりますが、(1)正面からの力を受けると継ぎ目のところで折れやすい・(2)裏面からの力に対して斜材が抜けやすい・(3)真横からの力には弱いという注意点があります。 | ![]() |
コンクリートを用いた看板の固定方法もあります。地中にコンクリートの基礎を造り、基礎と看板を右図の方法で固定することによって安定を得ます。 | ![]() |
地面に建て植えるサイン(建植看板・自立看板)は、固い岩盤ならコンクリートと同様にアンカーを用いるだけでも指示できますですが、地面が不安定な場合は構造に対して注意しなければなりません。 サイン自体の重さを支えることを考えるときに、地耐力(地盤の強さ)が重要になります。地耐力が低い土質の場合だと、地上にあるものが沈んだり傾いたりします。そのため地盤の固い土地を選ぶか、地盤改良を行って地盤を固くすることが行われています。載荷試験・ボーリング・試験杭などが地耐力を測定するために行われています。基礎は深いほど地耐力が期待できるために転倒に強くなりますがそのぶん工費増になります。基礎の面積を広げることで安定性を得る方法もあります。 |
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基礎のもう一つの役割として、風や地震の引っぱり力に抵抗することがあります。この場合、基礎そのものの重量やアンカーだけでなく、その上の埋め戻しの土量が重しとなることによって引き抜きを防止することができるのです。 | ![]() |
支柱が一本・または一列で支えられる小型のサインの場合、正面への力と裏面への力は同じように作用します。この場合支柱の受ける力は地面に接する点で最大になるので、ここで折れやすくなります。支柱の材料や太さを考えるときはとくにこの点に注意することが必要です。 |
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また、地中への固定がしっかりしていないと簡単に傾いてしまいます。また、深さが半分になると抵抗する土量が1/4になってしまうので、できるだけ深く、またしっかり固めることが必要になります。大小の砕石や砂利をまぜてつき固めるのは、抵抗するための重さと固さを得るための工夫です。 | ||||||
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